日 時:平成29年12月4日(月)–12月8日(金)
場 所:理化学研究所計算科学研究機構セミナー室(1F)
兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-26 アクセス
ニチイ学館神戸ポートアイランドセンター会議室
兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-5 アクセス
対 象:大学院生、研究機関や企業等の研究者
※参加要件は注意事項参照
言 語:日本語
参加費:無料
※宿泊費 (約1万7千円/5泊)、Icebreaker、懇親会 は自己負担。補助については注意事項参照
定 員:約20名
※参加申し込みは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。 (参加者28名)
データ同化は、シミュレーションと実測データを融合する学際的科学であり、力学系理論と統計数理に基づく。これまで、大規模問題におけるデータ同化は気象学分野において天気予報を実現する技術として高度に発展してきたが、近年シミュレーション科学の発展に伴い、地球惑星科学や生物学、脳神経科学など、その応用範囲を広げている。今後、応用研究および理論研究をさらに進展させることで、データ同化はイノベーションを生み出す科学技術ハブとなることが期待される。そこで、理化学研究所データ同化研究チームでは、「データ同化をハブとした数理科学、実験・観測科学、シミュレーション科学の融合研究のイノベーションハブの形成」に取り組んでいる。
この活動の一環として、昨年に引き続き理研データ同化合宿(基礎編)を開催する。本活動では、データ同化に興味を持つ大学院生や若手研究者等を募り、参加者自身の手によってデータ同化システムを実装する演習を行う。参加者がデータ同化に関する実践的な“使える”基礎技術を習得する。合宿形式で行うことで講師や参加者間のコミュニケーションを深め、データ同化コミュニティの拡大やレベルアップに貢献することを目指す。
簡単な数値モデル(Lorenz-96)およびそれを用いたデータ同化システムを各参加者自身の手によって実装する演習とその成果発表、質疑応答、講師による講義・解説からなる。
各参加者は申し込み後に配布する課題の詳細を基に、各自の計算機環境を整え、使い慣れておくこと。この過程でLorenz-96(Lorenz 1996; Lorenz and Emanuel 1998)の実装、カオス的性質の調査、誤差の平均発達率について調べておく。(課題1・2)
講 師:三好建正 (データ同化研究チーム チームリーダー)
チューター:岡崎淳史・前島康光 (データ同化研究チーム)
日 | 時間 | 内容 | 会場・備考 |
---|---|---|---|
12/4(月) | 8:00-8:20 | 受付 | ニチイ学館 |
8:20-8:30 | 趣旨説明・機構長挨拶 | ニチイ学館 | |
8:30-10:30 | 自己紹介・課題1-2の発表 | ニチイ学館 | |
10:30-12:00 | 講義 | ニチイ学館 | |
12:00-12:50 | 休憩 | - | |
12:50-17:20 | 演習 (課題3-4) | AICS | |
18:00- | Ice breaker | AICS、1-2千円程度 | |
12/5(火) | 8:30-12:00 | 課題2-4の発表・講義 | ニチイ学館 |
12:00-12:50 | 休憩 | - | |
12:50-17:20 | 演習(課題5-6) | AICS | |
12/6 (水) | 8:30-12:00 | 課題5の発表・講義 | ニチイ学館 |
12:00-12:50 | 休憩 | - | |
12:50-17:20 | 演習(課題5-7) | AICS | |
19:00- | 懇親会@三宮 | 3-5千円程度 | |
12/7 (木) |
8:30-12:00 | 課題6の発表、講義 | ニチイ学館 |
12:00-12:50 | 休憩 | - | |
12:50-17:20 | 演習(課題7) | AICS | |
12/8(金) | 8:30-10:00 | 講義・演習 | ニチイ学館 |
10:00-12:00 | 最終発表会 | AICS | |
12:00-12:50 | 休憩 | - | |
12:50-14:00 | 最終発表会 | AICS | |
14:00-14:30 | 修了式・「京」見学ツアー | AICS |
※会場:AICS=理研セミナー室 ニチイ学館=ニチイ学館会議室
※プログラムは微修正される可能性があります。
※参加申し込みは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
1)科学技術計算プログラミングやデータプロットの技能を前提とする。
2)ノートPC等を持参し、計算機環境は各自で準備すること。なお、本実習課題は、通常のPC一台で簡単に実行できる。
3)プログラミング言語は問わない、ただしExcelは不可。
4)事前準備(申し込み後に配布する課題の1・2)に取り組んでおくこと。
5)原則、理研が指定する宿泊施設(ニチイ学館) に期間中宿泊すること。
希望者には、旅費、宿泊費、実習費を支援できる場合があります。
1)学生であること、全日参加することが条件です。
2)同意書等、必要書類の提出をしていただきます。
3)支援は理研の規定に基づきます。これにより在籍大学または自宅とAICS間の距離によっては、宿泊費を支援できない場合があります。
4)支援対象者は事務局で選考します。ご希望にそえない場合がありますこと、予めご了承ください。