2018年2月21日(水)13:30-
場所:理研AICSセミナー室
使用言語:日本語
データ同化は、シミュレーションと現実世界のデータとを結びつける学際的科学で、力学系理論および統計数理に基づく。本研究会は、理研AICS・データ同化研究チームと京大数学・坂上研究室との間の数学応用連携を実質的なものとして深めるため、それぞれの研究室の活動を紹介し、データ同化に関する数理と応用の議論を深めて、参加者の意識共有を図る。2018年度は、前年度に京大MACSの一環として開始した半期のデータ同化の講義を発展させ、前期及び後期にデータ同化の講義を行った。この講義を通年で履修した学生からも、講義の一環として取り組んだ課題の成果について報告いただき、今後のデータ同化教育のあり方も含めた包括的な議論を行う。
時間 | 講演者 | 内容 |
---|---|---|
13:30-14:00 | 外村一朗(京大) | 予報誤差と相関する観測誤差を用いたデータ同化 |
14:00-14:30 | 畔野貴弘(京大) | SPEEDYモデルを用いた大自由度系におけるデータ同化の実践 |
14:30-14:45 | - | 議論 |
14:45-15:00 | - | 休憩 |
15:00-15:45 | 中野直人(京大) | 遅延座標を用いたモデル方程式の推定と状態予測 |
15:45-16:00 | - | 議論 |
16:00-16:15 | - | 休憩 |
16:15-17:00 | 小槻峻司(理研) | 全球大気データ同化システムNICAM-LETKFを使ったEFSO観測インパクト推定 |
17:00-17:30 | - | 総合討論 |
参加を希望される方は、2月16日(金)までにda-ws-staff [at] riken.jpへご連絡ください。
※[at]は@へ置き換えてください。